Ａ．自分と他人の区別がついていないだけだよ！

あなたの周りにもいませんか？　やる気を出しているとネガティブな事をいってきたり、
少しのミスを無関係なのにお節介にも責めてきたり、成果が出ると横取りしたりする人。
そういう人は、自分より劣っている人に強く出て、優れている人には陰謀を企てるもの。
一見、自尊心を上げているのかなと思えるけど、本人は別に悦に浸っている様子はない。
そのような人がこれを実行する理由は、他人の事まで自分の事だと認識しているからさ！

例えば、友人や部下が下手こいた時、執拗に責めたりガッカリしたり怒ったりする人。
これは自分のミスと勘違いしているよ。自分の失敗だから、その責任源を責めているの。
で、功績が出れば自分の物。自分らしくない「やる気」は、鎮火せずにはいられない。
逆に、自他に区別があれば、他者の行動を尊重し、相乗効果を発揮したくなるものだよ！

Ａ．流されている時に、上流からだよ！

理屈を考える人って、いつも疑問を持ちつつ不安がっているから、自信なさげなのよね。
だから、はた目は頼りないけど、石橋を叩いて渡ってきただけあって、説得力はある。
それに対して、他人にまで意見を押し付ける自信満々な人ほど、根拠不明なものだよ。
その理由は、根拠がないものですら根拠にできちゃうほど、空想を妄信しているからさ。

じゃ、なんで根拠もないのに妄信して、疑いなく他者にまでお勧めできちゃうのだろう？
そうなの、根拠のないなりの根拠があるのよね。「多数派」という流れに乗っているの。
恐いのは、根拠がしっかりしているから「多数派」としてはびこっているのではなくて、
妄信しているから疑いなく他人にまでお勧めできちゃうものが「多数派」になる事だよ！
「皆やってる」「常識だよ」という「多数派」は、必ず根拠不明の妄信が根本にあるよ！

Ａ．「母子の絆」に飢えているからだよ！

いやー、どうして人間のメスは妊娠中でもないのに、乳房が発達しているのでしょうね。
実はこれ、珍しい進化なのだよ。大抵の動物はオスが鮮やかでメスは地味に収まるのに、
成体の内、常時メスだけが特徴的な体型をしているのは、カとガとクモと有袋類くらい。
メスだけ血を吸うカと保育する有袋類は繁殖の為、クモの巨体も卵に栄養を回す為かな？
では、人間のメスの非妊娠時での乳房の発達は、フェロモンでオスを呼ぶガに近いかな！

前置きが長くなったけど、要するに人間のオスは自分専用のお母さんを求めているのよ。
お母さん離れができない故、わがままを許してもらいつつメスの養子に入りたいんだね。
でも、性的な欲求と母子愛の欲求を、同時に手に入れようなんぞ、おこがましい事態ね。
お母さんに愛されたいだけの未熟者が、子供作って良いわけないでしょ、カッコ悪いぞ！

Ａ．偶然という名の、必然だよ！

一番最初の生物って、どんな気持ちで地球上に君臨したんだろうね？　共感できるかい？
できないよね、想定外だよね。だから、わからない事は存在しない事にするしかないの。
「どうして」に答えられないものは、偶然「そうなる運命だった」って事になるんだよ！

でも最初の生物はいたんだ。宇宙人が人間を創ったとしても、宇宙人の最初がいたんだ。
偶然って便利な言葉だけど、宇宙に「偶然性」が含まれている事実は、もはや必然だよ。
偶然が起きるのも、法則によるんだ。その法則の中に、生物が発生した理由もあるのさ。

どんな必然によって生物が産まれたのかというと、「余っているものを活用する」だね。
つまり、地球がただの岩の塊ではつまらなかったから、生物は存在したいと望んだのさ！

Ａ．「現実」と「空想」を混ぜこぜにしているからだよ！

「個体」という別人であるからには、思い出も経験も、考えも感じ方も違うわけだよね。
だから意見や評価も、「リンゴは美味しい」派と「リンゴは不味い」派に別れてしまう。
じゃあ現実的な「リンゴ」は、美味しいの？　それとも不味いの？　結論は誰が決める？
そんな事関係なしにリンゴはリンゴなんだよね。美味いか不味いかは相性の問題なのさ。

そういった個体差や相性の結果だけが、宇宙の真理なのだと信じて疑わない人がいるよ。
そうすると多様性を認められないから、自分以外の個性の存在を「空想」だと定義する。
その人にとって、リンゴは「美味い」が「現実」で、「不味い」は「空想」になるのさ。
「現実」のリンゴはただリンゴなだけなのにね。これが対人関係で起こるととても厄介。
余裕がない人や寝不足の人は、こういう誤解をばら撒いてしまうから、気を付けてね！