Ａ．何者かに見られている感覚は、人類共通だよ！

大事なのは、多くの国や文化で、大抵自分らを包むでっかい何者かを想定している事よ。
視覚も、人によっては白黒に見えたり、紫外線も見えたり、焦点が合わなかったりする。
でも、見えるという能力は人類共通なんだ。一神教や多神教等の違いもそんな感じだよ。
だから、神は白いか黒いか、一つに見えるか二つ以上に見えるかは、統一できないんだ。

でね、人類に共通する「見られている感覚」は、幼少期に受けた親の愛だと私は思うの。
それによって、子を愛しにくい物に溢れた世代の子は、無神論的になるんじゃないかな。
一才半の子も、やったら怒られると知りながら、隠れてなら怒られる事をする様になる。
「見られている感覚」の薄い子なら、見られてでも怒られる事をする大人になるかもね。
自己を律するには他者の目が効果抜群なの。そういう意味でも神には見られていたいね。