Ａ．生命を脅かせば可能だよ。但し生物ではなくなるよ！

例えば、Ａさんが所持する鉛筆を、Ｂさんが勝手にボキッと折ったら、問題だよね？
でも、誰が所有しているわけでもない鉛筆を、Ｂさんが折っても、おとがめはされない。
善か悪かは別として、折っても仕返しはされずにすむんだ。責任取れとも言われないの。
とはいえ、野生生物ならともかく、現代社会に所有者がいない物って、ほとんどない。
だけど、所有権を放棄する事なら可能だよ。命と取引するなら鉛筆くらい安いもんだよ！

鉛筆が命より安いのは全会一致だろうけど、じゃあ肉体と精神ならどっちが安いだろう？
大抵の人は目に見える肉体が重くて、目に見えない精神の方を安く見積もってしまうよ。
そう、肉体の存続を許されるが為に、精神が壊される事を許容する、取引をしているの！
ダメ、両方ないと生身の生物とはいえないよ。脅威に屈しないで、あと屈させないでネ！